エシカルラップ® (一般社団法人 日本エコラップ協会)

ミツロウラップをはじめ、繰り返し使える地球にやさしいラップ(エシカルラップ®)を全国に普及し、環境保護に貢献する事を目的としています。環境に配慮したラップの正しい知識やミツロウラップの作り方、ワークショップの運営方法などを資格として認定し、環境に配慮したラップの認定プロ講師の育成をしています。

※認定資格講座について
ミツロウラップを学びたい方、作って販売したい方、作り方を教えたい方の為にそれぞれの段階に応じた資格認定の講座を3コース提供しています。また、学んで資格取得して終わりではなく、認定プロ講師としてのお仕事や百貨店、イベントでの催事出展なども優先的にご案内します。フォローアップとして横のつながりづくりや活動のアドバイスをしたり、互いに助け合える環境づくりを行っています。

プラスチックフリーの食品用ミツロウ(蜜蠟)ラップです。布をみつろうや植物オイルの天然素材でコーティングしたのもで、繰り返し使えるので脱プラの観点から近年日本で注目されているエコなアイテムです。「エシカルラップ」という名称で商標登録をしました。


◆蜜蠟(ミツロウ)とは？
蜜蝋(みつろう)は海外ではBeeswaxと呼ばれ、ミツバチの巣を構成している蝋(ロウ)を精製したものです。主に、リップクリームや口紅、木材の艶出し、ロウソク、ペットの肉球保湿の原料として使われています。働き蜂が自分たちの巣を作るための蝋（ロウ）で、蜂蜜を食べた働き蜂は自分のお腹にある蝋線というところから蝋を分泌し、それを口と足を使って巣をつくります。このとき分泌されるものがいわゆる蜜蝋（みつろう）と呼ばれるものです。

弊社の所在するの地域では児童発達支援施設が複数あります。

発達障害と診断されたお子さんの親御さん(ママ)との交流がもともと多く、カウンセリングを通じて様々なお話を聞くことも多かったです。発達障害は人それぞれ特性が違い、生きづらさを感じている子供も少なくありません。その為親御さんも色々な子育て等の悩みを持っていらっしゃいます。その気持ちに寄り添いながらカウンセリングを行ってきました。

カウンセリングをする空間は、基本的にお話がもれないよう個室で行われます。辛くなって感情が溢れてしまう方もいらっしゃいますので、何か気がまぎれるようなものや気持ちが癒されるアイテムなどを考えていました。

ちょうど弊社のカウンセリングルームの隣に作業が出来るようなスペースがあった為、エコなことをする事で心の平穏も得られるようにヨーロッパなどでは日常の中に当たり前にある「蜜蠟ラップ」を親御さんと一緒につくることを始めました。「心が穏やかで安心して平和な生活」が出来る、また「エコな暮らしを自らつくれる」とあってSDGsにはもってこいでした。

そして今では「蜜蠟ラップ(エシカルラップ®)」を創作する技術を習得する為の資格取得講座にまで拡がっています。
エコに対する意識は地球規模でなくても、身近な小さなアイテムでも考えるきっかけになってもらえればと活動を続けています。